SONYのPCM-1600を使ってのデジタル録音。
A面ビゼーのカルメン幻想曲，B面ベートーベン作曲交響曲第九番からスケルツォ，パッヘルベルのカノン，ベルリオーズ作曲幻想交響曲から断頭台への行進曲。
すべてパーカッション演奏へのアレンジとなってます。
アレンジと指揮ハロルド・ファーバーマン，演奏は有名オーケストラのパーカッショニストを集めたオールスターパーカッションアンサンブル。
なので演奏は当然のごとく文句なし。
オーケストラ演奏より何やら楽しく聞けてしまうのはアレンジと演奏技術によるところが大きいんじゃないかな。
しかし，何といってもこのレコード，録音が素晴らしい。
個々の楽器の三次元的音像定位は恐ろしいほどで，広大な音場の中配置が手に取るようにわかる。
マリンバ，シロフォンの鍵盤，バチの動きも目に見えるよう。
奥行きがめっちゃ深いので前後感も素晴らしいんですよ，これが。
かなりのオフマイク録音なのにトランジェントがこれまた抜群。言う事無し。
なぜこのレコード外盤
A級セレクションに入らなかったのでしょう…