ＯＣＯＲＡ

南ベトナムの伝統音楽というタイトル。Ａ面はフランスでのスタジオ録音で５曲。Ｂ面はサイゴンでの録音で４曲。あまりの録音の違いにびっくり…。
スタジオ録音はほんとに素晴らしい。長岡大先生もオコラレーベルでも屈指の優秀録音とおっしゃられていました。
主役はやはりダントランというスチール弦の琴みたいな楽器。
この楽器，１６弦と１７弦があり，曲によって使い分けている…のかな？
曲は…って言われても何にもわからないのですが同じアジア圏の音楽のせいか何の違和感もなく楽しく聞けちゃいます。
とにかく録音は抜群。ダイヤモンドの粒が零れ落ちるようなと表現されておられたように鳥肌もの。
３６０度に放射されるのが目に見えるような感じ。トランジェントも抜群。音場感はA級セレクションのベトナムより上ではないかと。
こちらを一番に選んだのは曲が好みだから。特に一曲目は大好きで結構ヘビロテで聞いています。
Ｂ面はほんと聞かなくていいです。当方も買って一度聞いただけで二度と聞いていません…。
ところでＡ面のカスタネットはだれが叩いてんるんでしょうね？記載がないんですけれども…。